盗難届の出し方!遺失届との違いは?盗難物が見つかった時の手続き


自転車やパイク、財布など盗難にあってしまった場合、盗難届を出そうと考える人も多いでしょう。

今回は盗難届の出し方について簡単にご紹介していきます。
いざという時のために、最低限の知識を身につけておきましょう。

盗難届を出すメリットとは? 犯人が捕まる可能性がある
今回は、よくある自転車の盗難を例に解説していきます。

京都の大学生、花子さんは、毎朝自転車で大学に通っていました。

ところがある日、目がさめると愛用の自転車が自宅の自転車置き場から忽然と姿を消していたのです。

チェーンの鍵をかけていたのですが、持ち去られてしまったところを見ると、
常習犯の犯行なのかもしれません。

花子さんは、その日は、電車で大学に行き、彼氏の太郎さんに愚痴りました。
「自転車が盗難されたみたいだけど、どうせ犯人を探しても無駄だよね」と
諦め気味の花子さんに、太郎さんは「絶対に盗難届を出した方がいい」と主張しました。

太郎さんが力説した、盗難届を出すメリットはこうです。
盗難届を出すと、防犯登録番号で盗難した自転車だと警察に登録されるから犯人が捕まる可能性がある。

盗難にあった自転車で万が一事故や事件があった場合、
犯人である花子さんが疑われる可能性がある。

花子さんは、自転車が犯罪に使用される可能性なんて一ミリも考えていなかったのですが、太郎さんの説得によって、やはり盗難届は出した方がいいと考えを変えました。

盗難届の出し方。印鑑持参で交番へ出向く
盗難届を出すと決めた花子さんは、最寄りの交番に出向きました。
(盗難届は警察署でも出すことが可能です)。

盗難届を出すために必要なものは、防犯登録カードと印鑑、ふたつだけです。

花子さんは、事前にこのふたつを準備していました。
盗難届を出したいという意向を伝えると、盗まれた状況を警察に聞かれました。

花子さんは、「自転車が盗まれた日と場所・自転車を止めていた時間・自転車が盗まれたと気がついた時間・どういった形状の鍵をかけていたか・住所や名前などを示すシールなどを貼っていたか・いくらで自転車を購入したか・現在盗まれた自転車を中古で売るならいくらで売れるか」などについて詳細に警察に語りました。

すぐに警察は盗難届を受理してくれて、きちんと受け付けたという証明のために、受理番号が書かれた紙を手渡してくれました。手続きは比較的スムーズに行われ、15分くらいで提出することができました。

あとは、警察からの連絡を待つばかりです。


盗難物が見つかった時の手続きとは? 盗難届を取り下げる
盗難届を警察に届け出て、盗難されて自転車が見つかった場合には、
すぐに花子さんに連絡がくるようになっています。

あとは待つだけ、だと考えていたある日、自宅の自転車置き場に花子さんの自転車が乗り捨てられていたのを発見しました。盗まれていた自転車が戻ってきたのです。

こういった場合には、盗難届を取り下げる必要があります。
花子さんは盗難届を提出した交番に再び出向き、「盗難されたと思っていた自転車が戻ってきた」と警察に伝えました。

持参した印鑑で取り下げる書類に印鑑を押して、無事、手続きは終了しました。

盗難届と遺失届の違いとは?


ところで、盗難届とは別に、遺失届という届出もあることをご存知でしょうか?

盗難届と似ているため、混同される方が多いのですが、微妙に役割は違っています。盗難届とは、他人に盗み取られた可能性がある場合に出すものです。

一方、遺失届とは、他人に奪われたのではなく、本人の気がつかないうちに
「本人の占有を離れたもの」です。

たとえば、カフェのトイレに財布を置き忘れて、1日経過したあと、
取りに戻って見るとなくなっていた、というケースがあります。

この場合、すでに1日経過してしまっているため、「本人の占有を離れた」間に
財布がなくなってしまった、と考えられます。


そのため、盗難届として出すというより、遺失届として出す方がふさわしい状況になるのです。

遺失届も盗難届と同様に、最寄りの交番または警察署で出すことができます。

遺失物が発見された場合には、警察から連絡が入りますので、警察署または遺失物センターに取りに行きましょう。

遺失届を提出したけれど、連絡がなかなかこない、見つかったかどうか知りたい、という場合は、警視庁の遺失物センター(0570−550−142)に問い合わせをしてみましょう。

遺失届と盗難届、どちらで出せばいいのか、判断が難しいケースの場合には、
警察署か交番に行って直接相談してみることをおすすめします。

盗難届・遺失届は、近くの交番または警察署に提出しよう

今回は、盗難届の出し方と遺失届との違いについて簡単に解説してきました。

盗難届も遺失届も30分ほどあれば提出できます。
大切なものを紛失してしまった場合には、警察を頼ってみましょう。
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